アメリカでは家族で観る定番映画「素晴らしき哉、人生」


アメリカでは家族で観る定番映画となっている、「素晴らしき哉、人生」

1946年のアメリカ映画で、先日のお友だちの映画鑑賞会で観てきました。

白黒映画ははじめて見たかもしれない。

 

支払いに必要な大金をなくして、刑務所送りになるところで、主人公のジョージは自殺をしようと真冬の川に身を投げようとする。

しかし!!

天使界から送り込まれた、ジョージを助ける役目をもった天使の登場によって、話がグッと急展開!!

なにもかもなげやりになっているジョージと、考えをあらためるようにうながす天使。ジョージがいった『自分なんて生まれて来なければよかった!』ということばののち、一瞬にして世界が変わった。

先ほど木にぶつけたはずの車がない。

いつもの呑み屋のマスターが自分のことを覚えていない。

子供の頃に薬の配合の間違いを指摘したおじいさんが罪負い人になっている。

戦争で大活躍したはずの弟が、6歳のころに死んだことになっている。

そして、家族と仲良く暮らしていた家もなく廃墟になっている。もちろん家族も見当たらない。

 

そう、ジョージが存在しなかった場合の世界へと変わってしまったのだ。

 

自分なんて生まれて来なければよかった、ということばと裏腹に、自分が存在しなかった残酷な世界を見て、絶望と悲しみにうちひしがれるジョージ。

 

そして、自分の近くにたくさんの人や、愛や、幸せがあったことに気づく。

 

天使に元の世界に戻してくれるように懇願し、再び元にいた世界を取り戻す。

 

大金を失って命を捨てようとしていた状態から、何も状況はかわっていないにもかかわらず、ただ家族がいてくれること、友達がいてくれること、窮地にいるジョージを助けてくれる人たちがいてくれること。

そして、自分の人生を通して、多くの人の役に立ち続けていたことをジョージは実感して、ハッピーエンドを迎える。

 

何事も気の持ちようだということ。

お金よりも大切なものがあるということ。

たったひとりの自分の人生が多くの人に影響を与えているということ。

 

そういうことを、この映画は教えてくれました。

 

この映画をご紹介いただいた、シネマパーソナリティーのなおみさんによると、

この映画はクリスマスに家族で観る定番の映画になっているんだそう。

この映画が創られた、1946年当時はあまりヒットしなかったんだそう。それに絶望した監督は映画作りを止めたとも。

しかしながら徐々にこの映画のよさが広まっていき、今ではアメリカの家族映画のスタンダードになるまで、愛され受け継がれる作品となっているとのことでした。

 

名作はいつまでも色褪せない。

人生にとって大切なことも、何年経っても時代が移れど変わることはない。

そんなことを感じる、素敵な映画でした。

 

そして自分自身の人生を、今の自分の身の回りにあるものを再認識して、

なるほどボクの人生もたしかに、「素晴らしき哉、人生」と感謝したくなりました。

そういうあたたかく幸せな、ハートウォーミングな気持ちにさせてくれて、ホントに素敵な映画でした!

 







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