「感謝の循環」によって私たちは救われている。


こころとからだのブレンダー、ナカノケンジです。

現在はリラクゼーションサロンにて、ボディセラピストとして活動しています。

セラピストは癒しながら癒される

セラピストはその名のとおり、「セラピー」する人なんですが、人を癒しながらも同時に自分自身もまた癒されているのです。

人を癒すことがどうして癒されることにつながるのか?

まずは、ボクがセラピストになったきっかけからお話します。

セラピストになったきっかけ

この業界に足を踏み入れるまでは、銀行→人材紹介の会社でスーツを着て営業マンとして働いていました。そんな人間がまったくの畑違いであるセラピストになったのです。

人材紹介の仕事が合わず、次の職を見つけないままに退職し、同時に彼女にもフラレて失意の底にいたときに大きな出逢いがありました。

別れる前に彼女と、心斎橋に痛気持ちいい足つぼ店があるという話をしていたのですが、当時仕事を辞めてなにもすることがなく時間を持て余していたこともありその店にひとりで行きました。

台湾式の強めの足つぼ45分コースをお願いし、女性の施術者さんが担当してくれたんですが、その女性がものすごくステキな方でした。

仕事を辞めた話・彼女にフラレた話など、赤の他人だからこそ全て洗いざらい話をすることができたんですが、そんな話を全て受けてくれて聴いてくれたんです。もちろん施術も痛気もちいい刺激で行ってくれました。

つらかったこと、落ち込んでいることを全てはき出すことができて、終わって店を出たあとものすごく元気になれたんです。よどんでいた視界がくっきりあかるく見えたあのときの感動は未だに忘れられません。

特に将来が定まっていないことも彼女に振られたことも、「まぁ終わったことは仕方ない!」とふっきれさせてくれたことでものすごく気持ちが楽になったんです。この経験から、マッサージの力ってすごいんだと実感して、やりたいことがなかったこともありスクールに習いに行くことにしたのです。

自分が味わった感動を、ほかの人にも感じてもらいたい。。。そういう想いでした。

救われた経験が救いたい想いを生む

こうしてボクはマッサージによって救われて、セラピストとしての道を歩んでいくことになったのですが、こういう例は他にもあります。

例えば、お医者さんや看護師さん。

昔の彼女は看護師だったのですが、看護師になった理由として「小さい頃入院していたときに看護師さんに優しくしてもらって自分も看護師になろうと思った」と話をしていました。

自分が救われた経験から、自分も同じように誰かを助けられる存在になりたい、と人は思うのです。

セラピストとして癒す仕事をして思うこと

現在は、老若男女たくさんのカラダに触れさせていただいていますが、自分の施術によって喜んで頂けるのはとても嬉しいです。「ありがとう」「気持ちよかった」というお客様からのコトバがなによりもやりがいと喜びを感じる瞬間です。

施術をとおしてリラックス、気持ちよさを提供しているのでお客様を癒しているのは違いないものの、セラピスト自身もまたお客様からのフィードバックのお言葉や反応によって癒されているのです。

「施術前はしんどそうだったけど、終わったあとステキな笑顔でおかえりいただけた!」

「施術しているときに、何度も『気持ちいいー!』って言っていただけた!」

そうして、セラピストは自分の仕事に対してやりがいや満足感を得ることができるのです。この仕事における楽しさは、間違いなくお客様から全ていただいています。

とてもありがたいことに、お客様からはたくさんの「ありがとう」をいただけるのです。それに対してボクなんかは「喜んでいただけてとても嬉しいです。こちらこそありがとうございました。」と、お客様に対して逆に感謝の気持ちをこころから思えるのです。

お客様の感謝のコトバが、セラピストを癒している。これは紛れもない事実。

 

自分自身がつらい時期に女性セラピストに救っていただいたことをきっかけに、「ボクもまた誰かを救えることができたら。」と思って進んできたものの、施術側になった今は反対にお客様に支えられている。

 

ボクを救ってくれた、あの女性セラピストもボクを救うことによって、彼女もまた救われていたのかもしれない。

いただいてばかりの日々が続きますが、ひとつひとつ恩返しをしていきたいという想いをもって。そうしてお客様を癒し、そしてきっとまたお客様に癒されていきます。

まさに、セラピストは「感謝の循環」のもとに成り立っていることに気がつきました。その循環の輪をより大きなものに育てていきます。







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