【人材ベンチャーへ転職】人材紹介業のうまみ・出世、適した人は?


新卒では地方銀行に就職し、そのあとは人材紹介業のベンチャーに勤め、直近は広告業界に属しています。人材ベンチャーでの経験はわずか1年半でしたが、非常に濃い経験をさせてもらいました。

人材紹介ベンチャーへの転職活動

銀行の仕事に嫌気がさして、転職活動を行ったのは2015年の冬。当時は景気も回復し、転職市場も活発になっていたころでした。

銀行ではお客様のためにならない(と感じる)仕事をしていたので、次の仕事では「人のためになる仕事がしたい」と考えていました。今となれば青臭い考えですね。

また、銀行という世界は安定しているものの指示に従って問題を起こさずに、波風を立てずに生きることが大事でした。そんな働き方にも息苦しさを感じていたことから、「チャレンジできる環境で働きたい」とも考えていました。

転職の軸は「人のためになる仕事」「チャレンジできる環境」という、この2点で検討していました。大学からの彼女とも付き合いが続いていたので関西で生活することも必須条件でした。

人材紹介と人材派遣は全く違う

チャレンジできる環境ということで、規模の小さい中小企業に絞って転職活動を行いました。そのなかで出会ったのが、人材紹介のベンチャー企業でした。リクルート出身の社長に、リクルート出身のベテラン達を中心とした20名くらいの企業でした。

人材紹介の仕事は「転職したい人と採用したい企業を結びつける仕事」です。よく間違えられますが、「人材派遣」とは全く違うビジネスモデルです。

「人材紹介の会社で働いてるよ。」といっても、「え、人材派遣?」と毎度のごとく言われるのが超めんどうくさいです。まったく違う仕事です。コーラとカルピスソーダくらい違います。

人材紹介のビジネスモデル

人材紹介は、企業に人材を紹介して正社員として入社してもらいます。入社した時点で手数料が入って終了です。

人材派遣は、企業に人材を派遣します。派遣している間、派遣会社にお金が入ってきます。

 

人材紹介は入社してもらったら終わり。人材派遣は派遣してからの関係が長いです。

違う言い方をすると、人材紹介はモノを売ったら終わり。人材派遣は販売後のアフターサービスがメイン。やってることが全く違います。

人材紹介の手数料ビジネスのうまみ

今書いたとおり、人材紹介は、紹介した人が入社してくれたらそれで終わりです。入社した人の年収の30%前後が相場でした。500万なら150万の売上になります。もともと仕入れの金額もないことが多いのでがっぽり儲かります。

もちろん、入社してもらうまでの道のりは長いのですが、一発決まると大きい仕事です。不動産ほど大きい金額ではないけれど、不動産に仕事に近いかもしれません。

人材紹介でいい成績を上げるわかりやすい条件は「採用に積極的かつ人気企業の担当になる」「優秀な人材を確保する」こと。これができている営業マンはかなり成績をあげられます。

人材ベンチャーの出世

ボクがいた企業では年功序列は一切関係なかったです。成績をあげたものが勝者でした。稼いだものが褒め讃えられ、稼がないものは給料泥棒扱い。給料も成果に応じて与えられるので、成果をあげれば2,000万以上稼ぐこともできました。成果をあげれば、ですが。

そういう環境なので、アグレッシブに成果を求めて進んでいける人は向いていました。成果をあげれば会社での立ち位置もあがるし、評価もされるし、いいクライアントも与えられるという好循環のスパイラル。

その逆もしかり。成績をあげられない者はいつまでも底辺。同業他社でそこそこの地位にいた人が転職してきて、全然成果をあげられずにどんどん痩せていく姿はとても切なかったです。

その逆に、後輩が下克上で先輩をどんどん追い抜いていき、社内トップになったときは純粋に「やる人間はやるんだなあ」と不思議な気持ちになりました。みんな頑張ってるのに、頑張り方っていうのがあるんだということを学ばせてもらいました。

間違った努力、方向性の違った努力は何も生み出さない。と。

ベンチャーと給料

ベンチャー企業に入って、成績を・売上をあげることがどれだけ大切なのか?と勉強させてもらいました。銀行のときはノウノウと暮らしていてもお給料はもらえていましたが、自分が給料以上の働きをしているかどうかなんて考えたこともなかったです。

しかし、ベンチャーに入って「給料の3倍以上の粗利をあげているか?」と先輩に問われました。給料以外にも保険であったりPCや交通費やその他もろもろの負担を会社側がしてくれています。

自分ひとりが働くなかで「給料の3倍」のコストが毎月かかっている、それ以上の貢献をオマエはしているのか?と。それくらいシビアな世界でした。

ベンチャーに適した人

自分は中途半端に成長したい、チャレンジしたいというタイプだったと、入社してから痛感させられました。ベンチャーで活躍している人たちの、10%くらいしか熱い想いがなかったです。これは非常にしんどい。

ここでの経験で、成長したいとか自分の力を試したいとかいうタイプではないんだと自分を知ることができました。ひとによっては挫折というのかもわかりませんが、自分的には世界が違いすぎて身の程を知ったという感覚でした。

ベンチャーで活躍する人は、「とにかく負けず嫌い」な人。自分は同期に負けてもなんとも思わないし、自分ができることをしようというタイプなのでダメでした。

ベンチャーでの経験を振り返って

やるからには一番になりたい。というキャラクターの人は活躍できるし成長できる環境です。そういう人たちが集まっているので。それだけ競争が激しい世界なので脱落していく人も多かったですが、無駄にしがみつくよりは違う道にいったほうがラクです。

自分はスッとドロップアウトして競争社会から逃げました。辞めたあとはめっちゃ気楽でした。それだけ大きなプレッシャーがかかっていたんだと実感しました。

大変なことのほうが多かったですが、今の広告系の会社に入ってから、めちゃくちゃ楽させてもらってます。きびしい環境にいたからこそ、今の環境のおだやかさに感謝できるし、身の丈に合っていると感じられます。

ベンチャー企業は合う、合わないが大きいですが、トライしてみたい気持ちがあるなら飛び込んでみるのもいいでしょう。合わなければ出ればいいだけです。たとえ成功しなかったとしても得られるものも大きいです。(そんな考えで入るような人は、まずうまくいかないでしょうが。)

 

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